2018.01.19金曜日

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コラムcolumn

「トドメの接吻」で再共演! 山﨑賢人&門脇麦の若手最強タッグは、何を生む!?

トドメの接吻(キス)
「トドメの接吻(キス)」
2018年1月7日(日)22時スタート(初回30分前拡大)
日本テレビ

人気俳優・山﨑賢人が連続ドラマ初主演を務める「トドメの接吻(キス)」が、1月7日から放送開始。山﨑演じる主人公を翻弄する謎の女役には、NHK朝ドラ「まれ」などで山﨑と共演経験のある門脇麦(かどわき・むぎ)がキャスティング。若手随一の人気を誇る山﨑賢人、類まれな演技力が魅力の門脇麦、この共演をきっかけに、2人の知られざる魅力に迫ります!

門脇麦が山﨑賢人をキスで殺す!? 見たことのない謎めいたラブストーリー

山﨑賢人演じる主人公・堂島旺太郎は、過去のある事件をきっかけに、誰も愛さず、金と権力だけを追い求めるナンバーワンホスト。理想とするセレブな社長令嬢に狙いを定めていた彼の前に、突如現れた“ある女”。その女にキスを贈られたことで、旺太郎に死が訪れますが、次の瞬間7日前の景色の中で意識を取り戻し、それから何度も“死”と“同じ時間”を繰り返すことに…。

情報が解禁されるやいなや、“キスで殺す”、“死のループ”という謎めいたストーリーが注目を集めた「トドメの接吻」。原作のないオリジナルストーリーなだけに、まさに次の展開は予測不能です。

また、これまで爽やかイケメンのイメージが強かった山﨑賢人が、“クズなホスト”という役柄に挑むことも話題に。と同時に、“毎週キスで殺される”ということは毎週キスシーンがあるってこと!?と、女性ファンを中心にネットはざわざわ。そして、そのお相手となる“キスで殺す女”という異色ヒロインを、女優・門脇麦が演じています。

この2人といえば、思い出されるのが朝ドラ「まれ」(NHK・2015年)です。山﨑賢人は土屋太鳳演じる主人公・希の恋の相手役、門脇麦は親友役を好演し、幅広い層に存在を知らしめました。

さらに、二階堂ふみと山﨑賢人がW主演を務めた映画「オオカミ少女と黒王子」(2016年)では、一緒のシーンは少ないながらも、門脇麦は二階堂ふみの親友役として出演しています。

「トドメの接吻」では、これまで以上にミステリアスで色っぽい関係での共演となる山﨑賢人&門脇麦。勢いのある2人の絡み、ものすごい化学反応が起こること必至です!

山﨑賢人が実写作品に出すぎなのは、何か問題があるのか?

orange-オレンジ-
orange-オレンジ-
© 2015「orange-オレンジ-」製作委員会 © 高野苺/双葉社
ヒロイン失格
ヒロイン失格
© 2015 映画「ヒロイン失格」製作委員会 © 幸田もも子/集英社
一週間フレンズ。
一週間フレンズ。
©2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会
陸王【TBSオンデマンド】
陸王【TBSオンデマンド】
©TBS

『山﨑賢人、実写やりすぎじゃね?』。

これは山﨑賢人がコメディ映画初主演を務めた、同名マンガ原作「斉木楠雄のΨ難」(2017年)の特報動画で流れるナレーションの一言(本人の声)。 もはやネタにされるくらい、実写作品への出演が多いことで知られる山﨑賢人。 “壁ドン王子”として注目された少女マンガ原作の映画「L・DK」(2014年)にはじまり、2017年にもマンガ原作「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」や小説が原作の「氷菓」など、話題の実写作品が続々。

ひとえに実写作品と言っても、演じるキャラクターはさまざま。現実にいたら違和感たっぷりな役柄ばかりですが、そんななかでも、山﨑賢人の芝居に感情を揺さぶられることは少なくありません。

例えば、「まれ」に続き土屋太鳳と再共演を果たした映画「orange-オレンジ-」(2015年)。 10年後の自分から届いた手紙をもとに、高校生の菜穂(土屋太鳳)が仲間たちと共に、大切な人を救おうと奮闘するSF青春ラブストーリーです。 山﨑賢人演じる翔は、心に密かな闇を抱え、自殺してしまうという悲しい役。 誰にも言えない後悔を抱え続けているので、友達と笑い合う時間も、表情にはどこか影が張り付いている…そんな複雑な人物像を繊細に表現しています。 山﨑賢人と言えば、柔和な笑顔が魅力ですが、だからこそ、ふと見せる憂いや影のある表情は見る者を引き付けるんですよね。 そして感情を吐露するシーンに涙…。 原作マンガファンの筆者としては、翔という難しいキャラを理解しようとしてくれてると感じてうれしくなりました。

桐谷美玲のコメディエンヌぶりが炸裂しているラブコメ映画「ヒロイン失格」(2015年)での、利太役もなかなか。 幼なじみと彼女との間で身動きできない男の心情を、グッとこらえたような表情で見せます。 傍から見ているこちらとしては「はっきりしろよ!」と言いたくなるウジウジぶりですが、それでもなぜか憎めない、むしろ母性本能をくすぐられる…そうさせる山﨑賢人、恐るべし。

その一方で、映画「一週間フレンズ。」(2017年)では、祐樹というまっすぐでポジティブなキャラクターを、はつらつと演じています。 祐樹が思いを寄せる相手は、一週間で友達のことを忘れてしまうという記憶障害を持つ香織(川口春奈)。 彼女の秘密を知り、周りから止める声があっても、祐樹は何度も香織に「友達になってください」と言い続けます。健気です。まっすぐな瞳が子犬のようです。 「やらないと何も始まらないじゃないですか」。 「空気読んで何もしないくらいなら、間違えててもやる方がいいんです」。 そんな祐樹のストレートな言葉が、胸にズンッと突き刺さってきます。

そして2017年、ドラマ「陸王」(TBS・2017年)での等身大の芝居がいい! 就活はうまくいかない、実家の老舗足袋屋は落ちぶれている、親父は口うるさい……そんな生活に鬱々としていた大地(山﨑賢人)が、やがて実家の家業に可能性を見出し、共に戦っていく姿は、ありがちな展開といえどやっぱり感動。

どの役に対しても誠実に見える山﨑賢人の芝居は、好感が持てるんです。

ちなみに、仲良しの俳優・岡山天音(おかやま・あまね)の主演映画「ポエトリーエンジェル」(2017年)に、山﨑賢人が1シーンのみ出演。主人公の顔と髪型を小馬鹿にし、風のように去っていくチャラい山﨑賢人、新鮮ですよ。

度肝を抜かれるのが快感! 門脇麦は個性、存在感、芝居が爆発している!

愛の渦
愛の渦
© 2014「映画 愛の渦」製作委員会
二重生活
二重生活
©2015「二重生活」フィルムパートナーズ
わたしは真悟
わたしは真悟
© HORIPRO

1992年8月生まれの25歳にして、“体を張った”、“大胆”といった言葉で表現されがちな女優・門脇麦。 それも致し方ない。彼女が一躍注目を浴びた映画「愛の渦」(2014年)が、あまりに強烈だったから。

舞台は、男女8人が乱交目的で集まったマンションの一室。 小さな空間で本能むきだしの男女がぶつかり合う様は、もはやコントのような滑稽さが漂います。 そんな中で、門脇麦が演じているのは、地味で真面目そうな女子大生。 メガネにおかっぱ頭、伏し目がちにぼそぼそと話していた彼女が、“プレイルーム”では大胆な姿をさらし、隣のベッドの男と視線を絡める場面では、妖しさや艶っぽさすら醸し出す…。 全編通してみせる“門脇麦劇場”に度肝を抜かれました。

それがあったので、北川景子主演の連続ドラマ「探偵の探偵」(フジテレビ・2015年)で、後半から門脇麦がDV被害者の役で出てきたときには、怪しみました。 「何か裏があるんでしょ?」と。 ネタバレになるので詳細は伏せますが…強烈です。ぜひチェックを。

そして、単独初主演を務めた映画「二重生活」(2016年)での役は、哲学専攻の大学院生。 修士論文の題材として隣人への“理由なき尾行”を始めますが、対象者の秘密が明らかになるにつれ、彼女は尾行にハマっていきます。 地味な女性が、物語が進むにつれて別の面を見せていく、という展開は「愛の渦」を思わせます。また、「愛の渦」でも目が“饒舌”に語っていますが、「二重生活」も、鬱々としていた時の虚ろな目に対して、尾行をしている時の目には鋭い力が宿っていてゾクッ。

また、クラシックバレエの経験がある門脇麦は、ダンスと歌でも魅せてくれます。 国民的シンガーを演じた「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(2017年)では、山下達郎による主題歌「REBORN」をライブで歌唱するシーンが登場。その澄んだ歌声が癒されると話題を集めました。 ミュージックビデオも制作され、その中で披露される風に乗ったような軽やかなダンスはさすがです。

高畑充希とW主演でミュージカルに初挑戦した舞台「わたしは真悟」(2016年)も、見ていて損はありません。 演じたのは、なんと12歳の小学生男子役! ランドセルを背負い、短パンをはく姿にそりゃ違和感ありますが、生き生きと歌い踊る姿は、小学生の無邪気さそのものです。恐るべし、門脇麦。

個性、存在感、芝居において、同年代でトップを独走中です!

まとめ

それぞれのフィールドで着実に実績を積んできた山﨑賢人と門脇麦。「トドメの接吻」でのタッグで、互いに刺激を受け合い、新たな魅力を引き出し合ってくれるはず! 今後も、山﨑賢人は同名小説を実写化した「羊と鋼の森」(6月8日公開)、門脇麦は「凶悪」(2013年)の白石和彌監督のオリジナル作品「サニー/32」(2月17日全国公開)が待機しているので、またドキッとゾクッとさせてくれることに期待しましょう。

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