2018.03.28水曜日

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コラムcolumn

“イケメン俳優”の枠を超えていく! 新たに顔を出し始めた福士蒼汰の魅力とは?

「ダウンサイズ」
「曇天に笑う」
2018年3月21日(水・祝)全国ロードショー 配給:松竹
©2018 映画「曇天に笑う」製作委員会 ©唐々煙/マッグガーデン

2014年にアニメ化、2015年に舞台化もされ、女性ファンを中心に熱狂的な支持を集める人気コミック「曇天に笑う」が、福士蒼汰主演で実写映画化(3月21日公開)。本作を皮切りに、出演する映画の公開が続く、福士蒼汰イヤーが幕を開けます!

着物姿が艶! 福士蒼汰が魅せる超絶アクションにくぎ付け!

「踊る大捜査線」シリーズ(1998年~2012年)や映画「亜人」(2017年)で知られる本広克行監督がメガホンを執った、アクション・エンターテイメント大作の、映画「曇天に笑う」。

舞台は、文明開化が進む明治初期の滋賀県・大津。物語のカギとなるのは、300年に一度よみがえり、世に災いをもたらす破壊神・オロチ(大蛇)。数百年にわたり町を守ってきた曇(くもう)神社の三兄弟、オロチの封印を目的とした組織“犲(やまいぬ)”、オロチを利用して政府転覆を目論む風魔一族による、三つ巴の戦いが繰り広げられます。

福士蒼汰が演じる主人公は、曇神社の14代目当主であり、三兄弟の長男・曇天火(くもう・てんか)。どんな時でも笑顔を絶やさず、周囲を明るく照らすような、強く優しいお調子者の男です。

そんな天火、空丸(中山優馬)、宙太郎(若山耀人)の曇三兄弟をはじめ、犲のメンバーや風魔一族など、主要キャラクターがすべて男性であることは本作の特徴の一つ。男同士の友情、戦い、家族愛に、胸が熱くなり、女性を大いに萌えさせてくれます。

そして圧巻なのが、ほぼノースタントで挑んだという福士蒼汰のアクション。身体能力が高く、ブルース・リーが生み出した格闘技“ジークンドー”を何年も修練しているだけに、20人を相手に戦う一連のシークエンスなど、アクションシーンがリアルで迫力満点。物姿で戦うというところも、これまたセクシーなんです!

ちなみに、個人的に心拍数が上がったのは、サカナクションが書き下ろした楽曲「曇天に笑う-opening&ending- WITH GOCOO」にのせた、冒頭のお祭りシーン。ロックと和太鼓の音色が絡み合う楽曲が、華やかでにぎやかな映像と融合し、オープニングかと気を抜く暇もなく、映画の世界に一気に引き込まれますよ!

少女マンガから飛び出したような、全女子理想のヒーロー、福士蒼汰

2011年に俳優デビューし、初主演作「仮面ライダーフォーゼ」(2011年~2012年)で注目され、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で主人公の初恋相手・種市先輩を演じ、ブレイクした福士蒼汰。2017年の映画「仮面ライダー平成ジェネレーションズ FINAL」で、再び仮面ライダーフォーゼとして出演したことが話題を集めるなど、まだまだ衰え知らずの人気ぶり。

そんな彼の魅力と言えば、まず何より、183cmの高身長、端正な顔立ち、爽やかな笑顔といった、若手俳優の中でも群を抜くルックスでしょう。

福士蒼汰のビジュアルやたたずまい、存在感をもってすれば、「実際こんな男子いないでしょ」と思える少女マンガのキャラクターも、説得力を持ってしまうから不思議です。では、女性たちをキュンキュンさせてきた、少女マンガ原作の作品を紹介します。

まず映画で言えば、川口春奈と共演した「好きっていいなよ。」(2014年)が衝撃的。演じている大和というキャラクターは、学校中の女子が夢中になるイケメン男子。人と距離を置いているヒロイン・めい(川口春奈)のことを気に入り、キス攻めでその気持ちを表現するというモテ技を見せつける大和。原作を読んだ時でさえ「うわぁ…(照)」と思った「本気チューしちゃうぞ」というセリフが、三次元であれだけ自然に言えるのは福士蒼汰だけではないでしょうか…。

有村架純との共演作「ストロボ・エッジ」(2015年)で演じた蓮という役も、当然のごとく、女子に人気のモテ男子。後ろから抱きしめるような格好でヒロインの袖をまくってあげたり、「追い詰めてでもどうにかしたかった」と言って気持ちをまっすぐに伝えたり、原作の名シーンを見事に再現。これでもかとときめかせてくれます。

そして多くのアラサー女子が、年下イケメン男子との恋を妄想したであろう作品が、ドラマ「きょうは会社休みます。」(2014年)。男性経験のない30歳の地味OL・花笑(綾瀬はるか)が主人公のラブストーリーで、福士蒼汰は恋の相手である9歳年下の大学生・田之倉を演じています。エレベーターでの壁ドン、からの「俺じゃダメですか?」、からのキス……第一話から心を持って行かれること間違いなしです。

爽やかイケメンだけじゃない! 幅広い役柄に挑んでいく福士蒼汰

1993年5月生まれ、24歳の福士蒼汰。高校生、大学生の役を卒業する年齢になり、新境地といえるさまざまな役柄に挑んでいます。

その特徴的な作品の一つが、伝説的コミックを木村拓哉主演、三池崇史監督のタッグで実写化した映画「無限の住人」(2017年)。今作で福士は初の悪役に挑戦。不死身の侍・万次(木村拓哉)が用心棒として守る少女・凛(杉咲花)にとって、親の仇として復讐を誓う相手である、天津影久(あのつ・かげひさ)を演じています。つまりラスボス的存在。

あの爽やかな笑顔は影を潜め、血の通っていないような冷たい表情にゾクッとさせられます。そして激しい斬り合いのシーンでは、軽やかな身のこなしで、優雅かつダイナミックなアクションを披露。また「曇天に笑う」と同様に、着物姿でのアクションは、そこはかとない色気を感じられます。(着物男子好きは必見)

「無限の住人」とは対照的と言えるのが、同名小説が原作の映画「ちょっと今から仕事やめてくる」(2017年)。ブラック企業での仕事に疲れ果てた青山(工藤阿須加)が、幼馴染のヤマモトと名乗る謎の男(福士蒼汰)との出会いによって、人生を取り戻していく感動のヒューマンストーリーです。

ブラック企業やパワハラ、自殺といった、ダークなテーマを扱う本作において、福士蒼汰そのものの優しくおおらかな雰囲気と、爽やかな笑顔は、画面を明るくしてくれるパワーにあふれています。(だからこそ、後半見えて来る影も際立つ)

そしてこの作品では、大阪弁での演技に初挑戦。過去に、海外の映画祭で披露した英語やイタリア語のスピーチが絶賛され、語学のポテンシャルの高さを見せる福士なだけに、大阪弁もナチュラルです。

これまでにない役柄を自分のものにしていますが、そこに至るまで監督からみっちり指導されたようで、舞台挨拶では監督からねぎらいのメッセージが送られ、涙していた福士。彼の転機となった作品は、見ておいて損はありません。

最後に、ショッキングな役柄といえば、川口春奈と再共演を果たしたドラマ「愛してたって、秘密はある。」(2017年)も必見。大きなネタバレになるので詳細は見ていただくとして、クライマックスにかけての“ある演技”が、これまでのイメージになく、強烈なインパクトを残しました。放送直後には、SNSに絶賛する声があふれたその演技を、ぜひチェックしてみてください。

さまざまな役柄に挑むたびに、新たな魅力を見せてくれる福士蒼汰。恵まれた体格や身体能力、あるいは語学力など、彼ならではの強みを生かした、唯一無二の俳優となってくれそうですね!

まとめ

紹介しきれませんでしたが、同名小説を小松菜奈との共演で実写化した映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」(2016年)も個人的にオススメです。せつなすぎるストーリーにただただ涙ですが、野暮ったい髪形&服装から、徐々に洗練されていく福士蒼汰が見られるのも新鮮。そして「ラプラスの魔女」(5月4日公開)、「BLEACH」(7月20日)、「旅猫リポート」(10月26日公開)と、2~3か月ごとにさまざまな役柄の福士蒼汰が見られるのも楽しみですね。

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