2018.11.09金曜日

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コラムcolumn

子役から演技派俳優へ着々と進化! 次世代エース・中川大志の本格ブレイクがついに来る!

覚悟はいいかそこの女子。
「覚悟はいいかそこの女子。」
2018年10月12日(金)公開 配給:東映
©椎葉ナナ/集英社 ©2018 映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会

ドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」での“王子様”ぶりで視聴者のハートをつかんだ俳優・中川大志(なかがわ・たいし)が、主演映画「覚悟はいいかそこの女子。」(10月12日公開)では“ヘタレ男子”に!? 美少年からイケメン演技派俳優へと進化を遂げた、中川大志が今、本格ブレイク目前です!

イケメンだけどヘタレな中川大志が、初めての恋に奮闘!

覚悟はいいかそこの女子。
覚悟はいいかそこの女子。
©椎葉ナナ/集英社 ©2018 映画「覚悟はいいかそこの女子。」製作委員会

椎葉ナナの同名漫画を実写化した、映画「覚悟はいいかそこの女子。」。超絶イケメンだが実は恋愛経験ゼロのヘタレ男子が、人生初の本気の恋に大奮闘する青春恋愛コメディです。

中川大志が演じるのは、主人公の古谷斗和(ふるや・とわ)。4月~6月に放送されていたドラマ「花のち晴れ~花男 Next Season~」(TBS・2018年)でヒロインの婚約者・馳天馬(はせ・てんま)を演じ、文武両道、顔よし、性格よし、そしてヒロインの窮地に必ず駆け付ける“王子様”ぶりで世の女性たちをときめかせたばかり。そんな天馬くんロスも吹き飛ぶほど、「覚悟はいいかそこの女子。」では見事なヘタレっぷりを体現しています。

常に女子に囲まれ、恋愛経験ゼロでも「この古谷斗和様に落ちない女なんかいるわけないっしょ」と自信満々の斗和。勢いで難攻不落と言われる学年一の美少女にキメ顔&壁ドンで告白するも、壁ドン返しをされた挙句「安っぽい告白」とあっさりフラれるという撃沈スタート。そんなクール系女子にたじたじで、怖い相手には腰が引け、不良に引きずられる姿はなかなかの情けなさ。しかし、彼女の言動に一喜一憂し、カッコ悪くても情けなくても、あきらめず恋に邁進する姿は、見ていて応援したくなります。

そんな斗和が思いを寄せるヒロイン・三輪美苑を演じているのが、映画「寝ても覚めても」で話題の女優・唐田えりか。斗和とつるむ親友3人には、10月期のドラマ「今日から俺は!!」出演の伊藤健太郎のほか、甲斐翔真、若林時英ら若手キャスト陣が集結しています。

また、映画の前日譚を全5話で描いた連続ドラマ「覚悟はいいかそこの女子。」(MBS・2018年)が、映画に先駆けて放送されました。斗和の恋愛模様が中心の映画版に対し、ドラマでは、斗和の周囲の男女の恋愛を中心に描かれます。そのため、彼らの関係を取り持つ斗和の“いいやつ”っぷりや、仲間たちとわちゃわちゃするピュアでおバカな男子高校生らしいノリを、たっぷりと楽しめます。映画と合わせて見ると、より斗和を愛おしく感じますよ!

リアル王子・中川大志のキラキラを浴びる

1998年生まれの20歳で、2009年に子役として俳優デビューした中川大志。2011年の高視聴率ドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ)で一家の長男役で注目を集め、ドラマ「夜行観覧車」(TBS・2013年)、NHK大河ドラマ「真田丸」(NHK・2016年)など幅広い作品に出演してきました。

高身長に端正な顔立ちというルックスに加え、経験で培った確かな演技力を備えた、まさに次世代エース、中川大志。まずは、彼のスペックを総動員したキラキラなイケメンぶりをとくと堪能しましょう!

きょうのキラ君
きょうのキラ君
©2017「きょうのキラ君」製作委員会 © みきもと凜/講談社

ということで紹介したいのが、中川大志の魅力が大放出している作品の一つ、同名漫画を原作とした映画「きょうのキラ君」(2017年)。中川が演じているのは、学校一のモテ男だが、ある重大な秘密を抱えている“キラ君”。いつも友達に囲まれ明るい笑顔を見せていますが、ふとした憂いのある表情にキラの孤独感が現れます。やがて、秘密を知られたことで関わるようになったニノ(飯豊まりえ)に対し、好意を持つようになると、嫉妬したり、キュンとしたり、泣き虫な一面を見せたり、素直な感情が漏れ出すキラが反則級にかわいいです。そして、本作の名シーンである、2人でカーテンにくるまる“カーテンの刑”は、ときめきすぎて悶絶しますよ。

広瀬すず、山﨑賢人、石井杏奈と共演した、同名漫画原作の映画「四月は君の嘘」(2016年)では、山﨑演じる主人公・公生の幼なじみである渡亮太役を演じています。サッカー部に所属し、運動神経抜群の渡は、お調子者で女子にモテモテ。それでいて、物事を俯瞰で見る大人な面や、誰よりも友達を思う熱い面を持つという、リアルに学校にいたら誰でも好きになるようなキャラクターを、嫌味なく爽やかに体現しています。そんな渡は悩む公生にさまざまな名言を放ちますが、中でも劇中何度も登場するのが「無理かどうかは、女の子が教えてくれるさ」という決め(?)ゼリフ。下手したら白々しくなりそうなセリフも、彼のさりげない言い方がすっと心になじむから不思議です。

今後の可能性に期待が高まる、“意外”な中川大志

知念侑李、小松菜奈と共演した2018年の話題作「坂道のアポロン」では、茶髪で荒っぽい青年という新鮮な役どころと、ジャズドラムの演奏に挑んだ中川大志。爽やかイケメンのイメージがあまりにも強いですが、これまでにも、ちょっと意外と思える役を演じてきています。

監獄学園- プリズンスクール- 全9話
監獄学園- プリズンスクール- 全9話
©2015 平本アキラ・講談社/「監獄学園」製作委員会・MBS
ReLIFE リライフ
ReLIFE リライフ
©2017「ReLIFE」製作委員会 © 夜宵草/comico

例えば、ぶっ飛んだ三枚目のキャラクターに扮しているのが、ドラマ「監獄学園- プリズンスクール-」(MBS・2015年)。過激な下ネタもふんだんに盛り込まれた平本アキラの人気漫画を、「覚悟はいいかそこの女子。」と同じ鬼才・井口昇監督が実写化した衝撃作です。全寮制の元女子高に入学した主人公・キヨシ(中川大志)をはじめ男子5人は、女子風呂をのぞこうとした罪で、学園を支配する“裏生徒会”によって懲罰棟に入れられ、一か月の謹慎生活を強いられるというストーリー。全裸で女子風呂に入ったり、ムチで打たれたりと、刺激的な作品で突き抜けた演技をみせる中川が清々しく、他の作品では見られないさまざまな表情がとにかく楽しい!

年齢以上に大人っぽく見える中川の外見ならではと言えますが、映画「ReLIFE リライフ」(2017年)では、撮影当時17歳だった中川が、無職の27歳を演じています。生まれ持ったキラキラ感は見事に封印し、ボサボサ頭に無精ひげを生やした27歳のもっさりとした姿は、一瞬ギョッとするほどリアル。そんな27歳の主人公が、見た目だけ10歳若返る薬を飲んで、1年間限定で高校生活をやり直すというのが本作のストーリー。見た目はいつもの爽やかな17歳、中身は27歳という状態になるので、高校生たちに「おっさんくさい」「説教くさい」とぼやかれるのが新鮮です。

そのほか、アニメ映画の声優を務めた「映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年」(2015年)や、ハリウッド映画の日本語吹替を担当した「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」(2017年)など、声だけの演技もナチュラルでうまいんです。こちらもぜひ聞いてみてください。

まとめ

子役としてデビューしてから、途切れることなくさまざまな作品に出演してきただけに、20歳にして、安定感のある演技を見せる中川大志。それでいて、「きっと高校生活をリアルに楽しんできたんだろうな」と思える、健やかさ、爽やかさをまとっているのが、彼の素敵なところです。顔面を生かしたキラキラなイケメン役もまだまだいくらでも見ていられますが、これから開拓される新境地も楽しみで仕方ありません。

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