2018.11.09金曜日

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コラムcolumn

疲れた女子のみなさん。“イケメン×猫”の眼福ムービーで癒しとトキメキをチャージしましょう!

旅猫リポート
「旅猫リポート」
2018年10月26日(金)全国ロードショー 配給:松竹
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

主人公を福士蒼汰が、その愛猫の心の声を高畑充希が演じる、話題の映画「旅猫リポート」(10月26日公開)。どちらかだけでも食指が動くものを、イケメン×猫なんて欲張りセットでこられたら、女子は癒されるどころかハートがもちません。悶絶覚悟で鑑賞あれ!

猫好き青年とツンデレ猫の、旅の行き着く先は?

旅猫リポート
旅猫リポート
©2018「旅猫リポート」製作委員会 ©有川浩/講談社

「図書館戦争」や「植物図鑑」などで知られる人気作家・有川浩の同名小説を、原作者自身も脚本作りに参加し、映画化した「旅猫リポート」。猫目線で語られる構成上、実写化が困難とされてきた作品ですが、天才猫・ナナの登場により見事映画化が実現しました。

家族として仲良く暮らしていた主人公・悟(福士蒼汰)と、元野良猫のナナ(声:高畑充希)。しかし、ある事情で悟はナナを手放すことになり、新しい飼い主を探すため、ナナを愛車に乗せて旅に出ます。小学校時代の友人(山本涼介)、高校時代の友人夫婦(広瀬アリス、大野拓朗)、そして小さい頃からお世話になっている叔母(竹内結子)のもとを訪ねるその旅は、図らずも悟の人生を振り返ることに…。

心優しき青年・悟を感情豊かに演じているのが、イケメン俳優・福士蒼汰。交通事故に遭い、必死に助けを呼ぶナナの心の声を察知し、ナナを思って笑い泣く、その冒頭だけで猫好きのハートをがっちりとキャッチ。もう一人(一匹)の主人公であるツンデレ猫・ナナの心情を、のびやかな声で表現しているのが高畑充希。ツンデレっぷりや悟への深い愛情を感じるセリフの数々にはクスリとさせられ、愛猫がこんなこと考えていたら…と思うと泣けてきます。そんな2人の絆を感じる展開には当然のごとく泣けますし、猫好きさんは感情の休まる時がありませんよ。

また、旅というだけに、富士山、菜の花畑、そして虹といった、美しい自然の景色がたびたび画面を彩ります。それらをバックにした悟とナナの姿には、ホッと心が休まります。

日本のイケメン俳優×猫、かわいいの大洪水!

劇場版 猫忍
劇場版 猫忍
© 2017「猫忍」製作委員会
世界から猫が消えたなら
世界から猫が消えたなら
©2016 映画「世界から猫が消えたなら」製作委員会

福士蒼汰×ナナのように、猫好き女子を悶絶させるイケメン×猫ムービーはほかにもいろいろ。まずは日本映画からピックアップして紹介します。

「旅猫リポート」で主人公の友人役を演じている大野拓朗が主演を務め、悟×ナナのように猫と共に旅に出るのが、映画「劇場版 猫忍」(2017年)。大野が演じているのは、陽炎太(かげろうた)という名の抜け忍。偶然出会ったある猫が、“変化の術”で化けている生き別れの父・久世剣山(船越英一郎)だと思い込む…という、もうその設定だけでにやけてくる作品。

確かにその猫は、重量感のあるずっしりボディで、“父上”と呼ぶにふさわしい貫禄。陽炎太が真剣な面持ちで「父上」と呼び、「ニャー」と答えるそのやり取りや、陽炎太がお疲れ気味の“父上”を献身的にマッサージしたりブラッシングしたりする様子は、とにかくおかしい。

そんな調子で、最後までほっこり笑いながら見られるのが本作の魅力の一つ。麿赤兒(まろ・あかじ)、柄本明、渋川清彦といった演技派俳優たちが全力でふざけているのも楽しいんです。そして、猫の父上が本当に父上なのかどうか、テレビドラマ版から続く謎の答えにも注目です。

猫好きからすると、ちょっぴり物騒なタイトルでもある映画「世界から猫が消えたなら」(2016年)は、日本を代表するイケメン俳優、佐藤健が主演。かごに猫(役名:キャベツ)を乗せて自転車を走らせる佐藤健、懐に猫をおさめながら号泣する佐藤健、眠る佐藤健の脇におさまる猫…。タイトルに“猫”がついている割には猫の登場シーンは少ないのですが、佐藤健と猫の組み合わせは、ビジュアル的な破壊力がすさまじいので見逃せません。

ちなみに物語は、余命宣告された主人公が、悪魔と取引をして1日分の命の代わりに大事なものが世界から消されていく…というファンタジー。猫は何が何でも消さないでほしいですね。

猫との出会いがもたらすのは、奇跡か不運か?

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ (字幕・吹替)
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ (字幕・吹替)
©2016 STREET CAT FILM DISTRIBUTION LIMITED ALL RIGHTS RESERVED.

猫が人生を豊かにしてくれた…それを日々実感している愛猫家は多いことでしょう。まさに猫との運命的な出会いがもたらした、人生の奇跡を描いているのが、映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(2016年)。

主人公のジェームズは、薬物依存の治療中で、家族にも見放され、その日の食事にも困るほど貧困なストリートミュージシャン。そんなどん底な状況でありながら、ある日ケガをした野良猫(ボブと名付けられます)を有り金はたいて助けます。それ以来、常に行動を共にするジェームズとボブは人々の注目を集め、と同時にさまざまな問題も降りかかりますが、やがて大きなチャンスが訪れます。

“猫の恩返し”とも言えるアンビリーバボーなストーリーですが、驚くことに実話! しかも実際のボブがボブ役としてほとんどのシーンを撮影しているというからスゴイ。

一方、ジェームズを演じているのが、イギリス出身の俳優、ルーク・トレッダウェイ。これがもう、イケメン! バスから見える風景をボブに一生懸命説明する姿や、ボブとハイタッチして喜ぶ姿は無邪気でかわいく、ボブを肩に乗せて歩き、ギターの上に乗せて路上演奏する姿なんかは、もはや尊い。

インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌
©2012 Long Strange Trip LLC

かたや、奇跡が起きないのは、映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌」(2013年)の主人公、売れないフォーク・シンガーのルーウィン(オスカー・アイザック)。

毎夜知り合いの家を泊まり歩くルーウィンは、ある日泊めてもらった家を出るとき、不注意で飼い猫を逃がしてしまうのですが、そこからのツイてない数日間を描いているのが本作。仕方なくギターと猫を小脇に抱えて地下鉄に乗り、妊娠させてしまった女友達には罵倒され(キャリー・マリガンの罵りっぷりが最高)、再び猫を逃がしてしまい、自身の態度により知り合いを怒らせ、悪夢のようなドライブをするはめになったりと、さんざん。

こう書くと、悲壮感たっぷりに見えますが、ユーモアあふれる会話は随所で笑わせてくれますし、猫がかわいいので、不思議と楽しく見られます。これまで紹介した作品は、抱き方にしても猫への愛があふれていましたが、本作のルーウィンは仕方なく猫を抱えているといった、ちょっぴり粗野な感じも妙にグッときます。

まとめ

今年の6月に公開された作品で、イケメン俳優・吉沢亮がまさかの猫役に扮するという、このジャンル的にミラクルな映画「猫は抱くもの」もありましたね。番外編的なところで言うと、クリス・エヴァンスが猫に対して起こしたある行動がステキな「gifted/ギフテッド」(2017年)や、キアヌ・リーヴスが猫の声を演じた「キアヌ」(2016年)なども、猫好きさんにぜひ見ていただきたい!

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