特集 Special Feature

伊藤健太郎×玉城ティナのSP 撮りおろしカット&インタビュー

1/21(火)~ 独占先行&限定版も提供開始!!

映画『惡の華』特集伊藤健太郎×玉城ティナのSP 撮りおろしカット&インタビュー

伊藤健太郎&玉城ティナで実写映画化した『惡の華』。原作は押見修造の伝説的コミックで、TVアニメ化や舞台化などもされた人気作品。そんな本作を、ひかりTVでは1月21日(火)~独占先行でDVD発売前に提供開始! さらに、本編に未公開シーン14分が含まれた限定版『惡の華+』も独占でDVD発売前に提供する。本作の見どころを語った伊藤&玉城のSP撮りおろしカットとインタビューに加え、物語のあらすじや、彼らの出演する関連作品も紹介。

イントロダクション  INTRODUCTION

映画『惡の華』は、累計発行部数300万部を超える押見修造の原作コミックを完全実写化。鬱屈とした青春と、行き場のない衝動を描き、思春期の暗黒面をえぐり出す本作。息苦しい毎日をやり過ごし、衝動のまま憧れのクラスメートの体操着を盗んでしまう主人公・春日役に伊藤健太郎。伊藤演じる春日に自分と通ずる何かを見つけ、執拗につきまとう仲村役を玉城ティナが演じる。春日と仲村の悪夢のような主従関係。変態的要求に翻弄されるうち、アイデンティティが崩壊していく春日…と、衝撃的な展開が繰り広げられていく。
『覚悟はいいかそこの女子。』で監督を務めた井口昇と、「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」などでその手腕が知られる脚本家・岡田麿里のタッグも本作の見どころのひとつである。

惡の華

ひかりTVオリジナル独占

未公開シーン14分が含まれた〈限定版〉!『惡の華+』とは…

井口昇監督いわく「『惡の華+』は、カットされた場面を復活させただけではありません。映画館で観るテンポとリズムを重視して編集したものが“劇場版”だとしたら、『惡の華+』は、より登場人物の心理とその変化の過程をじっくり追ったタッチへ細かく変えております。特に全く印象の異なるラストには驚かれると思います」とのこと。原作ファンはもちろん、劇場版を鑑賞した方も新たな作品として楽しめるはず!

インタビュー  INTERVIEW

伊藤健太郎×玉城ティナSP 撮りおろしカット&インタビュー

「学生時代に持っていた気持ちというか、何かを破壊したい衝動っていうものを妙に思い出した」

押見修造の伝説的コミックを実写映画化した『惡の華』。主演の伊藤健太郎とヒロインを演じる玉城ティナに、作品の見どころなど話を聞いた。

「今まで浴びたことのないワードを浴びて“何だ、この感じは!?”って」

——映画『惡の華」では、伊藤さん、玉城さんどちらも個性の強い役を演じていますが、どのように役作りしたのでしょうか?

伊藤「僕も思春期や反抗期みたいなものはあったので、(演じている)春日の心情は理解できる部分が多かったです。僕はどちらかというと親や先生に反抗してしまうほうで、春日みたいに悶々としてしまうタイプではなかったけれど、大人と距離を取りたい気持ちはすごく理解できました」

玉城「私は仲村を演じるのは難しそうだなと思いました。でも、もともと原作が好きだったので、仲村役と聞いたときすごくうれしくて。作品に入る前の本読みから、わりと役をつかめていたので、悩むということは少なかったと思います」

——映画『惡の華」では、伊藤さん、玉城さんどちらも個性の強い役を演じていますが、どのように役作りしたのでしょうか?

伊藤「キャラクターのイメージそのままでしたよ(笑)」

玉城「現場でもずっと言われて、複雑な気持ちだったんですけど(笑)」

伊藤「ハマってましたよ(笑)」

玉城「ハマってると思ってくださっていたならよかったです(笑)」

——伊藤さんは、仲村とのシーンは、いろんな意味でドキドキすることも多かったのでは?

伊藤「仲村は、“クソムシが!”とか言葉が激しいんです。今まで浴びたことのないワードを春日として浴びせられて、“何だ、この感じは!?”というのが最初はありました。だから、春日が仲村にハマるのも分かるんです。後半になると“クソムシが!”と言われても、もっとないのかなって欲してきてた部分もあったりしたので(笑)。どんどん欲が出てきてしまう部分は、春日としても、自分としてもありました。何を考えているかわからない女性って理解したくなるし、特に春日みたいに本を読む人は自分が分からないと思った時、すごく理解したくなるんじゃないかなと。入り口はそこだと思いますが、仲村を知っていくうちにどんどんひかれていってしまう春日がいて、気持ちが引っ張られていったのかなと思います」

——原作ファンという玉城さんは、原作を読んでいるとき、登場人物の誰かに感情移入したりはしましたか?

玉城「そうですね…やっぱり私は仲村かなぁ。自分と真逆といえば真逆ですが、変わりたいっていう気持ちは理解できたので」

——仲村はいろんな男性の妄想を描いた役という印象を受けますが、玉城さん自身はどういう女性にしたいという気持ちでしたか?

玉城「なんとなくつかめなくてどこかに行ってしまいそうだけど、実はすごく近くにいる人みたいな女性像にしたかったというか。つかもうとしてつかむと、意外とそこにちゃんといてくれるというか。そのギリギリのところにしたかったんです。自分の心の中をわりとすぐさらけ出してしまうかわいらしさとか、分かってくれる人には自分を全て出すギャップがあって、仲村をああさせたのは周りなんじゃないかと思わせるようにしたかったんです」

——印象的なシーンの多い映画ですが、それぞれ記憶に残っているシーンを教えてください。

伊藤「とにかく寒かったです(笑)。寒い中で水をかぶったりしていたので、そういうシーンは特に記憶に残っています。お祭りや海のシーンもそうです。特にお祭りのシーンは、エキストラの皆さんもたくさんいらっしゃいましたし、皆さんも夏の格好で寒い中参加してくださっている中、僕らも水をたくさんかぶって。クライマックスだったので気合いも入っていました。そういうポイントとなるシーンがこの作品は多くて。見応えのあるシーンが多い作品なのではと思っています」

玉城「2人で協力して教室を壊していくシーンは、物語にとってもキーになるシーンだと思いますし、2人の関係がより強いものになっていく象徴だとも思っているので印象に残っています。学生時代に持っていた気持ちというか、何かを破壊したい衝動っていうものを妙に思い出したり、リンクを感じたりしたシーンでした」

伊藤「教室を壊すのは、楽しかったです(笑)」

玉城「好きにやってて、ハイになってました(笑)」

——井口昇監督にとっても思い入れのある作品とのことですが、井口組の現場はどのような感じだったのでしょう?

伊藤「僕は井口監督の作品に出演させていただくのは2回目なのですが、僕が芝居についてこうしたいとお伝えしたことを受け止めてくださるので、僕はすごく信頼しています。井口さんも、僕が言ったことがないなって思ったら言い方をすごく考えて伝えてくださいますし。『惡の華』は、井口さんの中でも大事な作品だということが伝わってきましたし、6~7年ぐらい温めていた作品ということも聞いていたので、僕もそれぐらいの覚悟でやらせてもらいました。井口組は、すごく好きです」

玉城「井口さんが原作を大好きということが当たり前に現場に存在していて、その気持ちに毎日触れられることができたので、よかったです。ちょっとフェチというか、趣向が私と似てる部分があるんです。そういうツボのようなものが私と近いものがあったので、正解が近かったのかなと思っています。私が仲村に関して“こういうのは、どうですか?”と言った時も、あまり否定されなかった記憶があって。“その視線、好きです”とか悪いことは何も言われなかったので、自信になりました」

伊藤「井口組は、優しいよね」

玉城「はい!」

——内容は重たいですが、どことなくピースフルな雰囲気が漂ってる理由は、そういった部分の影響があるのかもしれないですね。

玉城「そうなんですよ。井口さんならではだなって」

伊藤「ヘビーさは、現場の雰囲気にはまったくなかったです」

玉城「ほんと全然なかった。みんな自由にやらせてもらっていました」

——映画『サクラダリセット』、『ういらぶ。』に続き3度目の共演ですが、お互いどういう印象を持っていますか?

玉城「オンオフがすごく激しい」

伊藤「(笑)」

玉城「いい意味ですよ。私もですが、本番5秒前まで話している」

伊藤「僕、役を引きずらないんです」

玉城玉城「私も全然引きずらないんです。だから、この映画の現場もさっぱりしていましたよね」

伊藤「玉城さんの印象は、頭がいい方だなという印象です。作品のこともいろいろ考えているし。何回かそういう話をするタイミングもあったりして」

玉城「それも、ポジティブに会話をする感じでしたよね」

伊藤「そうだね。相談みたいな重い感じではなく、“どうしようか?”って軽く話して。それはたぶん、2回共演しているというのもあったと思います。仲村役が初めましての人だったら、また違った『惡の華』になっていたのかもしれません」

————最後に、メッセージをお願いします。

伊藤「今、思春期を迎えている子が観たときに違和感なく、同じ目線で観てもらえるような作品にしたつもりです。大人が観ても、過去の思春期を思い出し、自分をもう一度振り返るきっかけになるような作品になればうれしいです」

玉城「仲村と春日のいる世界軸は特殊に見えるかもしれませんが、あり得る話だなと思っていて。それぞれで解釈が違ってくる作品だと思うので、観終わった後ぜひ周りと感想を話しても楽しいんじゃないかなと思います」

(写真左)伊藤健太郎(いとうけんたろう) 1997年生まれ、東京都出身。2014年にドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー。6月公開予定の映画『のぼる小寺さん』、7月17日(金)公開の映画『今日から俺は!!劇場版』に出演する。
(写真右)玉城ティナ(たましろてぃな) 1997年生まれ、沖縄県出身。2014年にドラマ「ダークシステム恋の王座決定戦」で女優デビュー。1月31日(金)公開の映画『AI崩壊』に出演する。

(写真左)伊藤健太郎(いとうけんたろう) 1997年生まれ、東京都出身。2014年にドラマ「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」で俳優デビュー。6月公開予定の映画『のぼる小寺さん』、7月17日(金)公開の映画『今日から俺は!!劇場版』に出演する。
(写真右)玉城ティナ(たましろてぃな) 1997年生まれ、沖縄県出身。2014年にドラマ「ダークシステム恋の王座決定戦」で女優デビュー。1月31日(金)公開の映画『AI崩壊』に出演する。

ストーリー  STORY

山々に囲まれ閉塞感に満ちた地方都市。中学2年の春日高男は、冴えない毎日をやり過ごしていた。ある日、出来心からクラスのマドンナ・佐伯の体操服を盗んでしまう。それをクラスの問題児・仲村に見られてしまい、ある“契約”を持ち掛けられる。

相関図  CHARACTER