特集 Special Feature

10にまつわる韓流作品×結成10周年アインシュタイン×韓国好き芸人・河井ゆずる
Special Recommend Column 10にまつわる韓流作品×結成10周年アインシュタイン×韓国好き芸人・河井ゆずる
  • 10億ウォンをめぐる韓国映画
    『藁にもすがる獣たち』

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  • 結成10周年アインシュタイン
    韓国好き芸人・河井ゆずる

  • 藁にもすがる獣たち
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  • アインシュタイン 河井ゆずる

今年結成10周年を迎えたお笑い芸人アインシュタインから、河井ゆずるさんが登場! 映画鑑賞が趣味で韓国好きの彼に、“10にまつわる韓流作品(作中に10に関連したものが出てくる)”を10作品プレゼン。その中から映画『藁にもすがる獣たち』を河井さんがセレクトし、レコメンドしてくれました。作品の見どころだけでなく、韓国にまつわるエピソードや、アインシュタインについてもコメント! 河井さんにプレゼンした韓流作品もご紹介します。

アインシュタイン河井ゆずる100秒(10秒×10チャレンジ!!

  • 30秒でオススメ映画『藁にもすがる獣たち』の見どころ & 70秒でアインシュタイン結成10周年全国ツアーをPR >> 100秒(10秒×10)にチャレンジ!!

Introduction & Story

藁にもすがる獣たち(字幕・吹替)

日本の傑作犯罪小説「藁にもすがる獣たち」を、韓国最強のスタッフ&キャスト陣が映画化! 
原作は曽根圭介による同名小説。キャストには、『シークレット・サンシャイン』で第60回カンヌ国際映画祭主演女優賞に輝いたチョン・ドヨン、『アシュラ』や『私の頭の中の消しゴム』のチョン・ウソン、『スウィンダラーズ』のぺ・ソンウなど豪華な顔ぶれがそろう。大金をめぐって二転三転する予測不能の展開が観客を魅了し、本国では興行収入ランキング初登場1位を記録。新たなクライム・サスペンスの傑作が誕生した。

失踪した恋人が残した多額の借金を抱え、金融業者からの取り立てに追われるテヨン(チョン・ウソン)。暗い過去を清算して新たな人生を歩もうとするヨンヒ(チョン・ドヨン)。事業に失敗してアルバイトで必死に生計を立てているジュンマン(ぺ・ソンウ)。借金のために家庭が崩壊したミラン(シン・ヒョンビン)。ある日、ジュンマンが勤め先のロッカーの中に忘れ物のバッグを発見する。その中には10億ウォンもの大金が入っていた。地獄から抜け出すために藁にもすがりたい、欲望に駆られた獣たちの運命は――。

  • ペ・ソンウ

    ジュンマン(ペ・ソンウ)

    家業を廃業させ、アルバイトで生計を立てる男。

  • チョン・ウソン

    テヨン(チョン・ウソン)

    失踪した恋人が残した借金を抱える出入国審査官。

  • チョン・ドヨン

    ヨンヒ(チョン・ドヨン)

    暗い過去を捨て、新たな人生を始めることを夢見る女。

Special Review & Interview

韓国好き&映画鑑賞が趣味のアインシュタイン河井さんに、アインシュタイン結成10周年を記念して10にまつわる10の韓流作品から、オススメ映画をセレクト&レコメンド。作品の見どころから、韓国にまつわる思い出、現在開催中の全国ツアーなど、余すことなくたっぷり語ってもらったスペシャルインタビューはもちろん、撮りおろしカットにもぜひご注目ください。
Photo=徳永徹 Interview=衣輪晋一

PROFILE
1980年11月28日生まれ、B型。大阪府出身。2011年に稲田直樹とアインシュタインを結成。「MBSオールザッツ漫才Foot Cut」を2011年と2014年の2度にわたり優勝。複数のレギュラー番組を持ち活躍している。韓国やアメリカなど海外旅行が好きで、映画鑑賞が趣味。
PROFILE
1980年11月28日生まれ、B型。大阪府出身。2011年に稲田直樹とアインシュタインを結成。「MBSオールザッツ漫才Foot Cut」を2011年と2014年の2度にわたり優勝。複数のレギュラー番組を持ち活躍している。韓国やアメリカなど海外旅行が好きで、映画鑑賞が趣味。

韓国好き&映画鑑賞が趣味のアインシュタイン河井さんに、アインシュタイン結成10周年を記念して10にまつわる10の韓流作品から、オススメ映画をセレクト&レコメンド。作品の見どころから、韓国にまつわる思い出、現在開催中の全国ツアーなど、余すことなくたっぷり語ってもらったスペシャルインタビューはもちろん、撮りおろしカットにもぜひご注目ください。
Photo=徳永徹 Interview=衣輪晋一

「僕もバイト先で大金を見つけたら…とか考えたりしながら観ていました」

――今回、リストの10作品から映画『藁にもすがる獣たち』(‘21年)を選ばれた理由を教えてください。

リストを拝見させていただいて、この作品が最近の映画だったというのがまず選んだポイントですかね。僕はジャンルで言うと、『セブン』(‘95年)や『ユージュアル・サスペクツ』(‘95年)、『L.A.コンフィデンシャル』(‘97年)みたいなクライム系が好きなんです。それで、この韓国ノワール(人間の悪意や差別、暴力的な部分や闇社会を題材としたものなどを指す)というジャンルだと、ほんまにとことん怖い殺人鬼とか出てくるじゃないですか。あの雰囲気も結構好きで。作品を観てみたら、あんな大金を手に入れたら自分もそういう行動や環境に陥ってしまうんじゃないか、っていう人物描写もどこか共感できたんです。なかでも、アルバイトで生計を立てているジュンマン(ペ・ソンウ)は、僕も母子家庭でお金にも苦労していたんで、すごく重なったというか。僕もバイトしてて、大金が入っているバッグを見つけたら、一旦、あの忘れ物を保管する場所に隠すんちゃうか…とか。そんなことも、うっすら思いながら観ました。

――本作は、伏線が回収されていく様が見事ですよね。

こういう感じの映画って、韓国映画に留まらず、モヤモヤした重い気持ちのまま終わることが多々あると思うんですけど、ちゃんとつながっていく。単純に大金をめぐって血を流しているだけじゃないという“何か”が描かれていて、最後は“こういう終わり方をするんや”っていうスッキリした部分もあって。その辺りがすごく面白かったですね。

――ラストがうまくまとまっている作品が好きなんですか?

大どんでん返し的なものが好きだったりはしますね。洋画も好きでよく観ますが、戦争映画も割と好きで。日本の歴史を知るという意味で日本の戦争映画を観るのも大事だと思うんですが、海外の目線から見た戦争映画は、また違った気づきがあって面白いなと。例えば『ハクソー・リッジ』(‘16年)という武器を持たない衛生兵の映画があるんですけど、戦争映画でもちょっと視点が違っていて。スポットライトの当て方が興味深かったですね。

「ポップコーンの匂いをかいだら、やっぱりちょっとテンション上がります(笑)」

――河井さんは、映画鑑賞が趣味ということで、最近観た映画の中で印象に残っている作品を教えてください。

『ザ・ピーナッツバター・ファルコン』(‘19年)です。ダウン症の青年が主人公で、子どもの頃の夢をかなえるために暮らしていた施設を脱走するんですね。で、ある男性と偶然出会い、二人で旅に出てというような感じなんですが。障がいを持った方が主人公で…という映画は、日本ではあまり多くないのかなと思うんです。この作品は、真正面からちゃんと描いているというか。人として健常者も障がい者も同じなんだよ、という見せ方で話が進んでいくのが印象に残りました。

――なるほど…。ちなみに、コロナ禍ではあるのでそこは考慮しつつだと思いますが、映画鑑賞は劇場派ですか? お家で観る派ですか?

僕は、やっぱり映画館ですね~! 劇場でしか味わえない大スクリーンと、あの音響で。最近だと、4DXとかIMAXとかね。もうアトラクションみたいな感じになっているのも楽しいでしょうし。それにあのワクワク感がまたいいですよね。古い人間だからかもしれないですけど、劇場に入ってポップコーンの匂いをかいだら、やっぱりちょっとテンション上がります(笑)。“映画館来たなあ~”って。でも、もちろん家は家で便利ですもんね。動画配信サービスのラインナップ画面をスクロールして、知らない映画に出会えたり、“これ観たっけ?”“これ観たなあ”とか、あれこれザッピングしたりして、気づいたら1時間ぐらい経っちゃいますもん(笑)。でも、その時間もめっちゃ楽しいです!

「バッグにサラダチキン6パックと豆腐6丁。稲田は別室に連れていかれました(笑)」

――河井さんは、そもそも韓国が好きということで。

はい。初めて韓国に行った時に、もうすぐにどハマリしました。

――どんなところに魅力を感じますか?

僕は、やっぱりご飯がメインですね。観光地的な場所も行ったりはしたんですけど。(韓国に)行ったのはコロナ禍前なんで、街が24時間稼働しているイメージがあって、僕にとっての韓国は派手なネオンがいっぱいあって元気なイメージなんです。僕、飲み屋街のガヤガヤしている感じが好きで。

――なるほど。ネオン街とか外にテーブルがあって飲食したり、屋台があって…とかそういう感じですかね?

そうそう。当時、アキナと和牛と3組で国内バスツアーの地方ライブをやっていたんですけど、僕が「韓国ライブをやろう!」ってみんなを説得して。そのメンバーで行った時も、朝まで飲み歩いていましたね(笑)。タッカンマリ(鶏一羽を使った韓国の水炊き)なんて、シメの麺までめちゃくちゃおいしいですし、あとはドラム缶焼き肉。ドラム缶をくり抜いてハメた鉄板の上で肉を焼くんです。空き家みたいなところにドラム缶だけが並んでいる雰囲気もいいですし、お米が食べたかったら近所のコンビニで買って持ち込み可能なのも楽しかったなぁ。

――想像するだけで、おいしそうです(笑)。ちなみに、ご飯以外で印象的なエピソードはあったりしますか?

その3組で韓国に行くとき空港の出入国管理で、やはりと言いますか稲田(直樹)だけ止められまして(笑)。別室に連れて行かれたんです。あいつ、その時ちょっとダイエット企画をやっていて。バッグにサラダチキン6パックと豆腐6丁入ってまして。余計に「これはなんだ。お前は一体何者なんだ」っていう(笑)。30分ぐらい出てこなくて、ようやく出てきたと思ったら「やっぱり見た目で止められんやな…」みたいなことをボヤいていました(笑)。

「“アインシュタインが出てるなら劇場に見に行きたい”って
思われる芸人になりたい」

――現在、「アインシュタイン結成10周年10ヶ所ツアー」の真っ最中ですが(取材時は7ヶ所まで終了)、手ごたえや感想などいかがですか?

4月に大阪・なんばグランド花月から始まって、今のところ中止にはならずに周ることができていて、本当にありがたいです。全国周らせてもらって感じるのは、県民性というか。地域によってお客さんの反応が違ったりするのが印象的ですね。

――なかでも思い出に残っている公演はあったりしますか?

新潟ですかね。新潟で単独ライブをやらせていただくのは初めてだったんです。なので、すごく楽しみにしていたんですが、北陸や東北はちょっと静かなお客さんが多いというイメージがあって。でも初っ端から大拍手で迎えてもらえて。本当に元気なお客さんたちで、1本目から楽しく漫才させていただいてたんです。で、もうあともうちょっとでオチるという手前で、稲田の差し歯がポ~ンと飛んでって(笑)。

――なんと(笑)!

横パッと見たら、「はぁ(歯)…はぁ(歯)…」って2回言うてました。もう年寄りと漫才しているみたいな(笑)。僕の歯が飛んだわけやないのに、めっちゃはずかしかったです、ほんまに!! でも、お客さんが引くことなく笑ってくださって。その後も5~6本ネタがあったんで、新潟が最悪な思い出にならないでよかったのは、本当にお客さんのおかげです。

――そんな稲田さんと結成10周年なわけですが、長年一緒にいて感謝している部分はありますか?

やっぱりインパクトという意味では抜群だと思っています。僕らの実力では到底覚えてもらえない人にも覚えてもらえるのは、稲田の存在が大きいと思うし。その点はものすごく感謝というか、ありがたいなっていうふうには今でも思いますね。一番最初に「オールスター感謝祭」に出させてもらった時、僕らはひな壇の一番上の一番端の席だったんです。“きっとテレビに映ることも、発言することもなく生放送終わるんだろうな…”って思ってたんですが、司会の今田(耕司)さんがまず最初にイジってくださって。裏を返すとテレビに少しでも映ったら、イジらないと不自然なものが映ってるっていう(笑)。やっぱりすごく大きな、一個有利な武器というか。僕らにとって(稲田のフェイスは)ストロングポイントだと思いますね。

――アインシュタインとして、今後どんな目標を持って活動していかれますか?

状況が日々変わりつつあるように、目標もちょっとずつ変わりつつあると思うんですが、やっぱりテレビに出させてもらえるなら出続けたいです。一方で、劇場にも立っていたいですね。

――漫才がやっぱり好きですか?

はい。お客さんに見てもらってる時が一番楽しいですし、小さいお子さんが笑ってたり、僕らのこと知らないだろうなっていう年配の方が手を叩いて笑ってくれるのがチラッと見えたりすると本当にうれしいんです。この楽しさやうれしさは、何回劇場に立っても変わらないですね。“アインシュタインが出てるなら、劇場に見に行きたいな”と思ってもらえる芸人になりたいです。

  • PROFILE

    (写真左)稲田直樹、(同右)河井ゆずる
    2011年に結成。「MBSオールザッツ漫才Foot Cut」を2011年と2014年の2度にわたり優勝。劇場での漫才やトークライブのオンライン配信、テレビにも数多く出演し人気を集めている。

    • PROFILE

      (写真左)稲田直樹、(同右)河井ゆずる
      2011年に結成。「MBSオールザッツ漫才Foot Cut」を2011年と2014年の2度にわたり優勝。劇場での漫才やトークライブのオンライン配信、テレビにも数多く出演し人気を集めている。

    アインシュタイン結成10周年10ヶ所ツアー開催中!!

    コンビ結成10周年を記念して、全国10ヶ所をまわる単独ツアーを開催中。残すところ、9/23(木)は愛媛、10/1(金)沖縄、10/15(金)ルミネtheよしもととなっている。

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