特集 Special Feature

  • 『Love Letter』『スワロウテイル』岩井俊二監督最新作 ラストレター
  • 森七菜インタビュー

ラストレター

  • ラストレター

  • HDPC・スマホ
  • ビデオ番号:70910
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  • [レンタル]550円(税込)/48時間 提供期間:7月15日(水)~

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イントロダクション

いまだ読めずにいる〝最後の手紙″に込められた、初恋の記憶———
日本映画史に残る、珠玉のラブストーリーが誕生する

『Love Letter』『スワロウテイル』『四月物語』『花とアリス』と数々の名作を世に送り出してきた映画監督・岩井俊二。20年以上ものキャリアの中で、巧みにその時代を切り取りながら様々な愛の形を表現し、いずれも熱狂的なファンを生み出してきた岩井が、初めて出身地である宮城を舞台に、手紙の行き違いをきっかけに始まったふたつの世代の男女の恋愛と、それぞれの心の再生と成長を描く『ラストレター』。名匠・岩井俊二のもとに、松たか子、広瀬すず、庵野秀明、森七菜、神木隆之介、福山雅治ら超豪華キャストが一堂に集結。中山美穂、豊川悦司も参加し、名作『Love Letter』を感じさせる世界観でありながら、全く新しいエンタテインメントを作り出した。

ストーリー

裕里の姉の未咲が亡くなった。裕里は葬儀の場で、未咲の面影を残す娘の鮎美から、未咲宛ての同窓会の案内と、未咲が鮎美に残した手紙の存在を告げられる。未咲の死を知らせるために行った同窓会で、学校のヒロインだった姉と勘違いされてしまう裕里。そしてその場で、初恋の相手・鏡史郎と再会することに。勘違いから始まった、裕里と鏡史郎の不思議な文通。

裕里は、未咲のふりをして、手紙を書き続ける。その内のひとつの手紙が鮎美に届いてしまったことで、鮎美は鏡史郎と未咲、そして裕里の学生時代の淡い初恋の思い出を辿りだす。ひょんなことから彼らを繋いだ手紙は、未咲の死の真相、そして過去と現在、心に蓋をしてきたそれぞれの初恋の想いを、時を超えて動かしていく———

森七菜撮りおろしカット&インタビュー

新人ながら岸辺野颯香と遠野裕里(回想)の二役を見事に演じ切った森七菜に自身の演技や共演者についての話を聞いた。

―― 今回の役も140人ほどの中から選ばれたとお聞きしましたが、オーディションに強いと評判ですね。
ありがとうございます。今回のオーディションの前に岩井監督の映画を5本観させていただき、その雰囲気や世界観の虜になってしまいました。それでオーディションの時に岩井監督に「どうやったらあのような素敵な映画が撮れるんですか?」って聞いたんです。そうしたら「僕は何もやってないよ」とさらりと言われてしまったので、あぁ私は嫌われたなって思ったんです(笑)。ですから選んでいただけたと聞いた時は、とても嬉しかったです。
―― ご覧になった岩井監督作品で特に好きな映画は何ですか。
『花とアリス』と『リップヴァンウィンクルの花嫁』です。繰り返し何回も観ました。特に『リップヴァンウィンクルの花嫁』は4時間位ある長編なので、お風呂に入りながら観た時はのぼせてしまいました(笑)。本作もカットされた部分があるので、それを追加したロングバージョンもできればいいなと思いました。
―― 本作は“手紙”が大きなテーマですよね。
 はい。まず、『ラストレター』という題名を聞いた時に、手紙を題材にして、どのように現代を描くのだろうと興味を持ちました。そして脚本を読んで、手紙が交差するところや過去との結びつきが面白いと感じました。今は、私自身、過去がつないでくれたものをずっと大事にしていきたいという気持ちです。この映画をご覧になった方々が、何かを思い出して筆を取る機会が増えるといいなと思いました。
―― 森さんご自身は日頃、手紙を書くことはありますか。
はい、監督さんや共演者のみなさんに書いたりしています。クランクアップの日にお渡ししたり、大分から郵便で出すこともあります。今は手紙が珍しくなっていますが、本当に伝えたいことは手紙の方が伝わると思うんです。
―― 森さんの演技にはせりふを一つひとつ大切に紡ぐような印象を受けましたが、演じる上で意識されたことはありましたか。
岩井監督の作品の中で私の役にせりふがあるというのは貴重なことです。とてもありがたいことだと思って演じました。
―― 二役を演じ分けることについて苦労されたことはありましたか。
裕里は松(たか子)さんの高校時代なので、少しでも近づければと松さんが出演されているテレビ番組を見るようにしました。一緒にいると似るっていうじゃないですか。何度も見ていれば似るような気がして(笑)。松さんの高校時代を違和感なく演じられることを目指して頑張りました。

―― 広瀬すずさんとのシーンが多かったですね。影響を受けることはありましたか。
広瀬さんのことが大好きで、出演されているCMも100回ずつ見るぐらい好きなんです。お芝居も素晴らしいので、近くにいて盗めるものはとにかく盗もうと思っていたんですが、存在感がすごいんです。それこそ映画を支配してしまうほどの雰囲気があって、広瀬さんの真似は到底できないと改めて思いました。
―― お気に入りのシーンや印象的なシーンを教えてください。
庵野(秀明)さん演じるお父さんが「携帯禁止」って言うところがキュートで面白かったです(笑)。それと神木(隆之介)さん演じる鏡史郎(回想)が未咲(広瀬)と裕里(森)それぞれに向ける表情の違いです。演じている時はわかりませんでしたが、試写で観て「あぁ、裕里完全に脈なしじゃん、かわいそうに」って思いました。それはすごく衝撃的だったので、みなさんにも観て共感していただきたいです。

―― 神木さんとの年齢差はどうやって埋めましたか。
 完全に神木さんの力です。以前、共演させていただいた時は、弁護士と中学生という役柄だったんですけど、今回はまさかの同じ高校生。でも神木さんって高校生になっちゃうんです(笑)。本当にすごいなと改めて思いました。
―― 最後にファンの方へメッセージをお願いします。
監督が岩井さんで、豪華な出演陣がそろった素晴らしい作品です。こんな映画を観られる現代に生まれたことに私はファンの一人として感謝しています。ぜひ映画館に足を運んで感じていただけたら嬉しいです。
  • 森七菜プロフィール
  • '01年生まれ、大分県出身。出演映画に『心が叫びたがってるんだ。』('17)、『天気の子』('19/声の出演)、『東京喰種 トーキョーグール【S】』('19)、『最初の晩餐』('19)、『地獄少女』('19)。