特集 Special Feature

乃木坂46 弓木奈於×向井葉月

「ラブシェリング」佳境を迎えるドラマの見どころをインタビュー

乃木坂46 弓木奈於×向井葉月 独占撮りおろしカット&Special Interview

乃木坂46の中村麗乃・向井葉月・弓木奈於が主演するオリジナルドラマ「ラブシェアリング」。現在放送中の本作は、結末へと向かう第二部へ突入。ドラマの佳境を迎えるにあたり、第一部を振り返りつつ、撮影の裏話や第二部の見どころなど話を聞いた。また、ここだけの完全撮りおろしカットも必見! Photo=徳永徹 Interview=西廣智一

  • ひかりTVオリジナルドラマ「ラブシェアリング」

    ひかりTVオリジナルドラマ
    「ラブシェアリング」

    毎週(日)後11:00~11:45 ひかりTVチャンネル

    公式サイト
  • 期間限定公開
    「ラブシェアリング 中間振り返り会」

    向井葉月と弓木奈於が第1部を振り返りながら、撮影秘話などここでしか聞けないトークをお届け。

「これを乗り越えたら絶対に成長できると信じて臨んだ」(弓木)

――最初にこのドラマの話をいただいたとき、おふたりは率直にどう感じましたか?

向井葉月(以下/向井)「台本を読むと自分が想像していたよりも難しい演技が試されるシーンが多くて。これがちゃんとできたら評価してもらえるんじゃないか、自分の新しい道が開けるんじゃないかと考えて、前向きに頑張ろうと思いました」

弓木奈於(以下/弓木)「内容はすごく挑戦的な部分もあったのですが、これを乗り越えたら絶対に成長できると信じて臨みました」

――役作りではどんなことを心がけましたか?

向井「私が演じる和佳奈は(中村演じる)由衣ちゃんと(弓木演じる)緑ちゃんの3人でいることが大事だと考える女の子。もともと私自身、乃木坂46のメンバーのことが大好きなので、そこに対してはまったく苦労しなかったです(笑)。ただ、自分の母に彼氏がいるっていう世界は経験したことがないので、そこはイメージするのが難しかったですね。でも、基本的には日常生活でも役に入り込んでしまうというタイプではないので、毎日楽しく過ごせました(笑)!」

弓木「緑は冷静沈着で自分が発する言葉に自信を持っているという、私にはないものばかりを持っている子。でも、深く知れば知るほど自分と重なる部分を見つけることもできて。例えば、私は今まで嫉妬なんてしないタイプだと思っていたんですけど、葉月が他の乃木坂46のメンバーと仲良くしていたらちょっと意識をしている自分に気がついたんです(笑)。そういう気持ちとちゃんと向き合えたことで、ちょっと自分も変わった気がします」

「奈於とはたわいもない話ができて、仲良くなれてうれしい」(向井)

――インタビューの前に「ラブシェアリング 中間振り返り会」の収録を拝見しましたが、おふたりの距離がかなり縮まっていることに驚きました。

向井「最初は後輩ということで、奈於はずっと敬語だったんですけど、私は敬語を使われるのが苦手なので“葉月さん”と呼んでいたのを“葉月って呼んで?“とお願いしたら、最初の頃は“葉月……(小声で)さん……”って(笑)」

弓木「尻すぼみにね(笑)。私はずっと乃木坂46のファンというか大好きだから、先輩に対する尊敬の気持ちが強くて。でも、葉月はずっと“もっと仲良くなりたいから、タメ口でいいからね”って言ってくれたんです。それに、撮影を通じて2人(中村、向井)がどれだけ心が広い人かということも分かったし、2人になら甘えても大丈夫かなと思って。今では何の躊躇もなく話せるようになりました」

向井「奈於はラフな感じでよく話してくれて、それが私的にはちょうどいいというか。たわいもない会話ができる友達ができて、すごくうれしいんです」

弓木「私、人と話すときに“嫌われないかな?”とか意識しすぎて気疲れしちゃうタイプなんですけど、葉月と話すのはまったく疲れなくて!」

向井「お互いの過去の話をしたら似ているところがあったり、考え方を理解できるところも多かったりしたから、より仲良くなれたのかなと思います」

「より一層3人の仲が深まったような気がする」(弓木)

向井葉月(むかい・はづき)
1999年8月23日生まれ、A型。3期生。
弓木奈於
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日、A型。4期生

――学園を中心とした第一部(第1話〜6話)で印象に残った場面を教えてください。

向井「緑ちゃんは学校では冷静で、あまり声を張り上げたりしない子だと思っていたから、おうちでは自分の感情を爆発させている姿を見て“こんな一面もあったんだ”と驚きました」

弓木「私は3人で言い合うシーンかな。普段、友達とケンカすることはないのですが、緑はちゃんと面と向かって言い合って、次の日にはケロッとしている。本当に言いたいことを言ってぶつかり合って、ちゃんと仲直りしたという体験をしたことで、より一層3人の仲が深まったような気がしました」

弓木奈於
弓木奈於(ゆみき・なお)
1999年2月3日、A型。4期生

──では、他の共演者の方との思い出は?

向井「バイきんぐの西村(瑞樹)さんが面白くて。私、よくバイきんぐさんのネタ動画を流しながら寝るんですよ(笑)。なので、“いつも動画をよく見てるんですけど、流しながらだと本当によく眠れるんです!”って話したら、“寝ないでよ!”と言われてしまって(笑)。そういうやりとりの一つ一つが面白くて、思い出に残っています」

弓木「私は、一緒の場面が多かった公平くん役の綱啓永さんかなぁ。私たち乃木坂46の3人はみんな人見知りなので話しづらかったと思うんですが、そんな中でも一緒にトランプや人狼ゲームをして、ドラマのために距離を縮めてくださって。本当にありがたかったです」

――これまでの作品に関する反響は耳にしていますか?

向井「メンバーからは“気になる!”とか“見たよ!”って声が多くて。そんなに興味を持ってくれているんだってことが純粋にとてもうれしいです」

弓木「私は他の坂道グループにお友達がいるんですけど、その子も私の頑張っている姿を見たいと言ってくれていて。あと、先輩の与田(祐希)さんや山下美月さんからもリアクションがありました!」

「結末に向かって、彼女たちの気持ちがどう変化していくのかじっくり見てほしい」(向井)

――第8話からは別荘を舞台にした第二部に突入しましたが、それぞれ注目してほしいポイントはありますか?

向井「私は最終回ですね。特に最後の方のシーン。あのシーンは今回の撮影で一番気力も体力も使って、全部出し切れたと思うので、絶対に見てほしいです」

弓木「私は和佳奈を好きな思いがこの先も続いていく、緑の葛藤に注目してほしいです。実は、そういう部分に関して葉月からも意見をもらって考えたので、葛藤しながらも愛してもらうために奮闘する様子、それが正しいかどうかはわからないですけど、緑の姿をぜひ見ていただけたらなと思います」

――では最後に、今後の放送を楽しみにしている視聴者の皆さん、これから「ラブシェアリング」を見てみようと思っている方々にメッセージをお願いします。

弓木「普段は当たり前だと思っていたことが本当にそうなのか、自分が正しいと思っていたことが本当に正しかったのか、いろんなことを考えさせられるドラマになっていると思います。目の動きや表情の変化など、細かいところまで注目して楽しんでいただきたいです」

向井「第1話から本当に展開が激しいのですが、一つ一つ注意深く見てもらったらいろんな伏線を回収していることに気づくはずなので、結末に向かって彼女たちの気持ちがどう変化して、どう行動に移していくのか、じっくり見てほしいです。よろしくお願いします!」

中村麗乃’s Special Comment

  • ――撮影を通じて3人の関係性に変化はありましたか?

    「向井とは同期ですが、弓木は後輩ということもあり、この撮影をするまで距離があまり近くはなくて。でも、撮影が始まるとあっという間にたわいもない話もできるようになったり、下の名前で呼んでくれたりと、すごく仲良くなったと思います!」

    ――第二部の注目ポイントを教えてください。

    「第二部は全体的に波乱しかないので、逆に注目ポイントが難しいのですが…(笑)。今回8話目にして新たな人物たちが登場します。この人たちの登場によって、またさらにいろんなことがぐるぐると進んでいくんです。その人物たちとのやり取りを通して、私の演じる由衣ちゃんの色んな表情が見られると思います」

    ――番組を楽しみにされている方々へメッセージをお願いします。

    「いつもご覧いただき、ありがとうございます。ここから、皆様がきっと想像もしていないような更なるとんでもない展開が待ち受けています。彼女たちの未来を、最後まで一緒に見届けて頂けたらうれしいです。ぜひ、お楽しみに!」

  • 中村麗乃
    中村麗乃(なかむら・れの)
    2001年9月27日生まれ。3期生。

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