
Story ストーリー
勉強も運動も普通を極めた内藤内人(城桧吏)は下校途中、学校一の秀才にして御曹司の竜王創也(酒井大地)が突然姿を消すのを目撃。創也の後を追った内人は、正体不明のゲームクリエイターが作ったリアルRPG「エリアZ」をプレーする羽目に。謎の生命体“Z”に襲われた街を舞台に、6時間以内に街を救えなければ街ごと“Z”を爆破するという。果たして2 人は制限時間内に謎を解き、街を救うことができるのか? しかし、そこにはゲームと現実の境目を超えた危険な世界が待っていた。
ひかりTV出資作品
あらゆる世代に愛され続けるジュブナイルミステリーの名手・はやみねかおるの大人気小説「都会(まち)のトム&ソーヤ」シリーズがついに実写化。物語の中心となる凸凹中学生コンビを演じるのは、第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した『万引き家族』('18)の演技で注目され、今後の活躍が期待される城桧吏と、24,460人のオーディションを勝ち抜き、本作が映画初出演となる酒井大地。豪華製作陣による謎とスリル、遊び心に満ちた実写版オリジナルストーリーを、期待の若手俳優2人が演じ切る。
勉強も運動も普通を極めた内藤内人(城桧吏)は下校途中、学校一の秀才にして御曹司の竜王創也(酒井大地)が突然姿を消すのを目撃。創也の後を追った内人は、正体不明のゲームクリエイターが作ったリアルRPG「エリアZ」をプレーする羽目に。謎の生命体“Z”に襲われた街を舞台に、6時間以内に街を救えなければ街ごと“Z”を爆破するという。果たして2 人は制限時間内に謎を解き、街を救うことができるのか? しかし、そこにはゲームと現実の境目を超えた危険な世界が待っていた。
ないとうないと
りゅうおうそうや
ドラマ版は、内人と創也が“砦”と呼ぶ廃ビルの一室で出会うところからスタート。内人と創也が通う“際和井中学校”で起きる様々な事件を2人が解決しながら、映画版で出会った伝説のゲームクリエイター“ 栗井栄太”からの謎を次々に解いていく。
ビデオ番号:00659ほか
提供期間:12/4(土)~
© 2021マチトム製作委員会
今すぐ視聴する主演・城桧吏&
原作者・はやみねかおるが
映画『都会(まち)のトム&ソーヤ』の
魅力を語る
映画『都会(まち)のトム&ソーヤ』に主演した
城桧吏(写真右)と原作者のはやみねかおる(写真左)にインタビュー。作品の見どころをはじめ、撮影エピソードなどを語ってくれた。
学園モノに初挑戦!!
――城さんはもともと原作小説のファンだったそうですね。
城:はい。読み進めていくうちに自分もその世界にどんどん入り込んで実際に体験しているような気分になりました。心が踊るようなワクワク感があり、また一方ハラハラ、ドキドキするような場面もあって、楽しくて大好きな小説です。
――ご自身の小説が映画化されるというのはどんなお気持ちですか?
はやみね:感激と感動と、とにかくうれしいです。過去にも映像化の話はあったのですが、今回こうして実現していただけて本当に良かったです。
――少年の冒険心を掻き立てるようなストーリー展開でしたね。
はやみね:中学生の役を中学生の城さんが演じてくれたことで作品がよりリアルになりました。同世代の方が観たら仲間意識を持って観てくれるでしょうし、上の世代が観ても懐かしい気持ちになってくれるのではないかと思います。
城:学園モノが初めてだったので同年代のみんなと一緒に演じられて楽しかったです。本当に明るい現場で、同じ年代だから共感できるような、そういう雰囲気がうまく表現できていたらいいなと思います。
リアルに再現されたシーンに感動!
――完成した作品を最初にご覧になった時はいかがでしたか。
はやみね:映像になった“砦”の内部を見た時は感動しました。どのシーンも細かいところまで丁寧に作っていただけて幸せでした。
――その砦が本作のひとつの象徴でもあったと思われますが、そこでの撮影はいかがでしたか?
城:内人が砦に入っていくスロープの周りの壁は机で作ってあるんです。そして砦の内部は、そのあたりのごみ捨て場に捨てられているようなガラクタで再現されているので、見ているだけでワクワクしてきました。そんな中でソファに座っているのは居心地が良くて落ち着きました。
自分が大好きな小説の主人公を演じることの喜び!
――内人を演じると決まった時はどんな心境でしたか?
城:初めての主演ということでプレッシャーもありましたが、自分が大好きな小説の主人公を演じることが出来るんだっていう喜びが大きかったです。
――ご自身と内人で共通する部分はありましたか?
城:サバイバル能力以外は共通するところが多いかなと思います(笑)。友達と一緒に過ごしている時の内人の明るい雰囲気は僕に合っているなぁと思いました。
――苦労したシーンはありましたか?
城:そうですね、苦労ということではないですが、走るシーンがたくさんあって、結構走りました。走るシーンの時に一度足が痛くなったので、撮影後に調べてみたら、どうも成長痛のようでした。歩いているだけで痛かったんですが、頑張って走り切りました(笑)。
――印象に残ったシーンや撮影エピソードなどを教えてください。
城:印象的なのは、エンドロールが流れる時の映像です。ゲームの大会が終わった後、みんなで帰るシーンですが、最後までしっかり物語があるんです。そのシーンが僕は好きです。エピソードとしては…襲われて頭をぶつけるというカットを撮ったんです。周りから「めちゃくちゃうまくいってたよ」と言われていたので、そのシーンを楽しみにしていましたが、完成した作品を観たらカットされていました(笑)。
魅力的な登場人物たち
――原作者から見て主人公を演じた城桧吏さんの印象は?
はやみね:撮影の合間に話をさせていただいたんですが、本当の内人と話をしているような不思議な感じでした。おそらく演じているうちに自然と内人になっているんだなと、やはりプロの役者さんはすごいなと思いました。
――脇を固めている役者も豪華ですよね。
はやみね:豪華過ぎて実現しないのではと不安になりました(笑)。でも結果、実現したことは本当に感謝ですし、まるで夢のようでもありました。
――そんな中でヒロインが個性的ですね。
はやみね:堀越美晴はただ単にかわいいだけじゃなくて、ちょっとクセのある子ですから(笑)。豊嶋花さんがそのキャラクターをちゃんと表現して演じてくれました。
城:内人と創也の間に美晴が入ることで関係性も面白くて、よりいい雰囲気になっていると思います。
主役と原作者、それぞれの感動と驚き
――スチール撮りをご一緒にされた感想は?
城:はやみね先生が撮影現場に来てくださって初めてお会いした時は、自分が読んでいた小説の作者の方が目の前にいることに感動してしまいました。今日もうれしいのと同時に緊張しています。
はやみね:昨年3月に撮影現場で初めて会った時、城さんは私より背が低かったんですが、11月に会った時には抜かれていて、今はまた、さらに大きくなっていて驚きました(笑)。あとカメラマンさんにいろいろなポーズを要求されましたが、私は物書きなので、難しかったです。今日の写真は見合い写真として使わせていただきます(笑)
城:(撮影が)延期になる前は、僕の身長がまだ美晴よりも小さかったんですが、アクション部の皆さんにも「でっかくなったな」って驚かれました(笑)。衣装合わせは小さくなってるものもあったのでやり直しました。
ワクワク幸せになれる作品
――城さんは、これからどんな作品に挑戦したいですか?
城:これからも学園モノをどんどんやっていきたいですし、アクション作品にも挑戦したいです。
――最後にメッセージをお願いします。
はやみね:この作品は観なきゃ損ですよ(笑)。本当に面白い映画なのでぜひ観てください。
城:凸凹コンビの2人の友情を見ているだけで元気になり、ワクワクして幸せな気持ちになれる作品です。