特集 Special Feature

『MCRWへの道』

笑いの頂点を目指す若手芸人たちのネタライブを大阪から生放送!『MCRWへの道 スペシャルライブ』 7月27日(火)18時開始※開始時間変更の可能性あり ひかりTVチャンネル1【Ch101】

『MCRWへの道』 笑いの頂点を目指す若手芸人たちのネタライブを大阪から生放送!『MCRWへの道 スペシャルライブ』 7月27日(火)18時開始※開始時間変更の可能性あり ひかりTVチャンネル1【Ch101】 『MCRWへの道』

番組MCを務める 笑い飯に独占SPインタビュー!!へ

番組MCを務める 笑い飯に独占SPインタビュー!!へ

笑いの頂点を目指し、新ネタを作り続ける若手芸人を追う密着ドキュメンタリー「新ネタドキュメンタリー MCRWへの道」。“MCRW”とは、4つの大きな全国区のお笑い賞レース(M…M-1グランプリ、C…キングオブコント、R…R-1グランプリ、W…女芸人No.1決定戦THE W)の略。本番組のMCを笑い飯が務めている。さらに、7/27(火)には大阪・COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールにて公開収録が決定! 「MCRWへの道スペシャルライブ」として、密着した若手芸人(からし蓮根、さや香、紅しょうが、ロングコートダディ、ラニーノーズ、ビスケットブラザーズ、タイムキーパー)が登場。ネタや密着時の裏話などを生放送する。こちらのMCも笑い飯が務め、お笑い好きにはたまらない番組となっている。

ライブ出演者:からし蓮根、さや香、タイムキーパー、ビスケットブラザーズ、紅しょうが、ラニーノーズ、ロングコートダディ(五十音順)

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番組MCを務める 笑い飯に独占SPインタビュー!!

番組MCを務める 笑い飯に独占SPインタビュー!!

今回「~MCRWへの道」、「MCRWへの道スペシャルライブ」のMCを務める、笑い飯に独占インタビューが実現! 番組の見どころはもちろん、今のお笑い業界や賞レースでのネタについて、自身が経験した「M-1 グランプリ」にまつわる秘話など、内容盛りだくさんで語ってくれた。そして、彼らの目指す“天下を取る”とは…。“お笑いって奥が深い!!”そう思わずにはいられないインタビューをたっぷりとお届け。
Interview=衣輪晋一

PROFILE

笑い飯(写真左)西田幸治 、(同右)哲夫

2000年7月結成。2002年「オールザッツ漫才」優勝、2003年 「NHK上方漫才コンテスト」最優秀賞、2014年「上方漫才大賞」大賞など数々の賞を受賞。「オートバックスM-1グランプリ」では、2002年より9年連続で決勝に進出し、2010年に念願の優勝を果たす。その後も、テレビや劇場で活躍。7月17日(土)から「笑い飯の漫才天国~結成20+1周年記念ツアー~」がスタートしている。

「裏側を撮られる恥ずかしさを上回る“優勝への意欲”が見え隠れしている」(哲夫)

――今回「MCRWへの道」のMCということで、これまで収録されての感想を教えてください。

哲夫「見ごたえがすごくありますね」

西田幸治(以下/西田)「ネタの作り方が人それぞれで面白いんですよ。例えば滝音のさすけは結構フレーズが強いんですけど、なんかね、ネットで文字がランダムに流れてくるサイトがあるらしくして。それ見ながら考えてるっていうのを見たのが印象的でしたね。案外、よそ様のコンビのことは分からないので“そうなんやそんなやり方あるんや”って思いました」

哲夫「だからずっと(VTRを)見てられますよ。僕は『情熱大陸』が好きなんですけど、なんかああいうドキュメンタリーものを見ているような感じでしたね」

西田「熱がすごいあるんです。やっぱり現役でコンテストを受けようとしてる人たちは、新ネタ作るときも熱量がすごいんやなと」

哲夫「裏側を撮られるって、やっぱり照れくさかったり恥ずかしかったりもするやないですか。でもそれを上回るぐらい優勝への意欲が見え隠れするのは、この番組の見どころの一つやと思います」

――見ていて自分たちの過去を思い出されたりも?

西田「そうですね。コンテストにかけるネタっていうのはそれだけ真剣やし、普通にお客さんに見てもらうものに“競技”という特殊なものが1個乗っかってる感じなんです。それが意欲だったり熱だったり、そういう形で伝わってくるんやないかなと」

「天竺鼠やジャルジャルを見たときに感じたセンスの良さが堂前にはある」(西田)

ロングコートダディ(写真奥)堂前透、(同手前)兎
紅しょうが(写真左から)稲田美紀、熊元プロレス

――なるほど。収録を通して、登場した8組で印象に残っているコンビを教えてください。

西田「僕は、ロングコートダディの堂前(透)がすごく面白いなあと思いましたね。天竺鼠とかジャルジャルとかを見たときに“面白いネタするなあ”“変わってるなあ”みたいな感じに近いですね。センスの良さがあるなあと」

ロングコートダディ(写真奥)堂前透、(同手前)兎

哲夫「みんな面白いんですよね。あえて挙げるなら、紅一点で出演している紅しょうがの熊元プロレス。こうね、説明のしにくいかわいげがあるんですよ(笑)。テンパってなくても面白いし、テンパってても面白いし。“それ、もうスベるから止めた方がええで”っていうボケでもテンパってちゃんと言ったりとか。計算のようにも見えるし、テンパってるようにも見えるし、絶妙で。もちろん相方の稲田(美紀)がいて、さらに面白くなりますしね。でも、今回番組に出てるコンビ、みんないいですよ」

紅しょうが(写真左から)稲田美紀、熊元プロレス

西田「僕らの世代より、いろんなパターンの若い子らがおるなあと」

哲夫「目を見張るほどのね。多様性というか」

――“多様性”というのは、この時代ならではのキーワードかもしれないですね。どうしてそういう多様性に富んだ笑いが生まれてきたと思いますか?

西田「僕らの時代は舞台やテレビを見て育ってきたけど、今はそれだけやなく、(YouTubeやSNS、映像配信サービスなど)見られるコンテンツが増えてきてるからやないですかね。昔の作品を見ることだって簡単にできてしまうし」

哲夫「番組でも“MCRW”ってまとめてますけど、『M-1グランプリ』や『キングオブコント』、『R-1グランプリ』、『女芸人No.1決定戦THE W』とか、目指す場所がいろいろありますしね。かつ、そこに向けての明確なネタをやっているっていうのも、大きいんじゃないかなあ。でも結局、原点回帰というか。ベタが面白いと思うんですよ。切り口の面白さもありつつ、それでいてベタなんかい!!っていうね(笑)」

「小さい時に見たお笑いが、今でも頭の中にある」(哲夫)

――ベタといえば、笑い飯さんもベタな笑いをベタに見せない、卓越した完成度のネタをされている印象です。

哲夫「ベタ、好きなんでね(笑)。僕らがやってるのは、安田大サーカス的なベタではないんですけど。あれも好きなんですけど(笑)」

西田「例えば突拍子もないことを急に言うたってポカンとされるだけやないですか。だから、そこにはそれが出てくる“振り”を入れてるんです。それがベタに見えるのかもしれないけど、ちゃんとした理論がないと、ただ突拍子もないこと言うてても笑えないと思うんです」

哲夫「なんか昔からあるようなことが好きなんですよ。ドリフのお笑いや新喜劇、昔からのお笑いの人もそうやし、小さい時に見たお笑いが今でも頭の中にあって。せやから今回の(番組に出演した)子らもだし、周りの後輩らが自分らのネタを見てくれてて、それでお笑いの能力を養っていった、みたいなことを言ってもらえたりするとうれしいですよ」

――先ほどコンテストにかけるネタには“競技”というものがひとつ乗っかるというお話がありましたが、テレビや舞台で披露するネタとコンテストのネタ、具体的にどんな違いがあるんでしょうか?

西田「コンテスト系は緊張感があるんで、その分ハマると笑いが大きくなるっていうのはありますね。普通のときにウケるのも気持ちいいんですが、やっぱ緊張感のある中でウケるのはまたちょっと違う感じかな。ノリも良くなるし」

哲夫「コンテストで一番大事になってくるのは、時間やないかとも思いますね。僕らも時間内に収めなあかんっていうのに、だいぶ試行錯誤しましたから」

――決まった時間内に収めるっていうのは、かなり大変な作業なんですね。

哲夫「『M-1』の決勝なら4分ですが、最初は大体15分ぐらいのネタを舞台とか学園祭とかにかけて、そこからええところを抜粋してつなぎ合わせて…という感じで作っていくんですが」

西田「『M-1』のネタ決めの時点で結構詰め込んでたからなあ」

哲夫「ここの無駄なやつも聞いてほしいけど、4分やと引っ張れないしなあ。でもここの無駄なやつも聞いてほしいんやけどなあ、とは思ってました(笑)」

「『M-1』は9年ずーっと“甲子園”に出てるみたいな感じだった」(西田)

――そういった試行錯誤を続けて2010年に『M-1』を優勝。それまでずっと決勝に出ているものの、8年間優勝できなかった気持ちはどんなものだったのでしょう。

西田「毎年優勝するつもりで臨んでいたんですけど、番組が一旦終了するっていうラストイヤーで、これ逃したらもう獲れないんだっていう焦りはありましたね。何が何でもと思ってましたよ」

哲夫「僕は最後まで優勝できないんかなって思ってました。スリムクラブがパッと出てきてすごい空気を作っていって。俺ら、優勝できずに『M-1』終わっていくんやなって切なかったな…。でもええ点数が取れたんでね。ほんまはもっと早く優勝したかったんです。結成10年までやったら何回でも出られるんで、ほんまは何回も優勝したかったですね」

――正直、挑戦し続けるのは辛くなかったのでしょうか?

哲夫「年に1回のことなので。賞レースのことだけで頭いっぱいになってるわけでもないですし、意外と2月ぐらいとかは『M-1』のこと忘れてたりもするんですよ(笑)。12月になったら、今年も来たぞって感じはしますけどね」

西田「やっぱり楽しいんです。僕、全然部活とかやってこなかった人間なんで、大会目指すって『M-1』ぐらいやったんですよ。だからずーっと甲子園に出てるみたいな感じでね。優勝には9年かかりましたけど、9年も甲子園目指せて楽しかったです」

「自分が笑うのも好きやし、笑わせたい。お笑いは欲張りの分野」(哲夫)

――西田さんと言えば『千原ジュニアの座王』で“ミスター座王”の異名を持っていたり、『IPPONグランプリ』で優勝されたりと、大喜利的なネタにも非常に強い印象ですが、大喜利脳みたいなものはどうやって鍛えてるんですか?

西田「うーん…。フレーズのみっていうネタよりはちゃんとお題にかなった、土台にちゃんと沿った笑いで答えようとは思っています。大喜利ってツッコミがいないんで、僕の回答だけで成立できるような笑いを心がけてますね」

――なるほど! そのボケだけで成立させるというのは、目からうろこです!

西田「だから、例えば、かなりギリギリの下ネタな答えでも、ちゃんと面白くてボケとして成立してれば女性も笑ってくれるんですよ。なので、自分で面白くなりそうだと思ったら、下ネタすぎるから止めるという選択肢は僕にはない。逆に言うと、僕は決して下ネタを言いたいわけではないんです(笑)。ただ面白いことを答えようと思ってます」

――哲夫さんは芸人だけでなく、大学の客員教授をされるなど幅広い分野で活躍されていますが、そんな哲夫さんにとっての“お笑い”とは?

哲夫「難しい質問ですね…。でも僕は自分が笑うのも好きやし、自分が笑わすのも好きなんです。ボケたいし、ツッコみたいし。欲張りやなと自分でも思うんですけど、僕にとってお笑いは、すごく欲張りな分野。でも、それを生業にさせてもらってるんで、そこは欲張りでええかっていう。だから、“煩悩の塊”が僕にとっての“お笑い”ですね」

――自分が好きなものを仕事にすると楽しいと感じなくなる、ということもないんですか?

哲夫「ないんですよ。だからこそ休みが欲しいとも思わなくて。田植えと稲刈りと寝る時間があれば大丈夫です(笑)。贅沢な人生ですよ。教壇に立つのも憧れやったし。でも、教壇でも漫談してるだけなんです。1分間笑いがないと嫌になるんで(笑)」

「自分が目立ってることに、一番目立ってる人は気づいていない」(哲夫)

――昔はビートたけしさん、明石家さんまさん、ダウンタウンさんなど“天下を取る”という言葉に真実味がありました。ですが昨今の若手芸人さんは“天下を取る”というガツガツした雰囲気はいい意味で感じられない。時代や流行によるものかもしれませんが、お二人はこの現象をどう感じていますか?

西田「“天下を取る”っていう意味合いは、人によりけりやと思いますけどね。例えば、冠番組やゴールデン番組のMCを何本も持つとか、昔はそういうのがあったと思うんですが…。今はコンプライアンスもあるし、厳しい世の中というか。めちゃめちゃ売れたとしても破天荒なことはできない。そういうのも関係してる気がしますけどね。みんな、女遊びしまくりたいでしょうに(笑)。別のところに喜びを見出してるのかもしれないですね」

――別のところというと、例えば?

西田「自分やったら、家族の幸せとか後輩が売れて日の目を浴びるとか、そういったことにも喜びを感じるようになりましたね」

哲夫「まあ、とはいえ、昔も今も変わってないのは、結局は芸人の世界って目立ちたがり屋の世界やと思うんですよ。目立ちたいからこの世界にいる。でも目立っている時ほど、自分が一番目立っていることに気づいてないというか。たけしさんやダウンタウンさんとか、お話をさせてもらうと、全く1位感を出してこないんですよ。もしかして自分らが1位やって気づいてはらへんのちゃうかって思うぐらい。でもそれがステキやなとも思うんです。だから僕も笑わせる自信は1位やけど、常に自分は100位くらいにいるように思ってます」

「この歳でまだこんなに面白いんだって思ってもらえたら、それが僕にとっての“天下”」(西田)

――では、今の笑い飯さんにとって“天下を取る”=将来の目標は?

西田「『M-1』をやってるときは優勝でしたけど、今はじいさんになっても若手と同じようなことができることですかね。年齢による笑いもあるじゃないですか。この歳で、まだこんなに面白いんだって思ってもらう未来を獲得できたら、それが僕にとっての“天下”なのかなと思います」

哲夫「天下か…日本全国、老若男女、みんなに存在を知ってもらえることですかね。福沢諭吉とか。つまり俺らのライバルはお札に載っている人です(笑)。いつか、お笑い芸人がお札になる日がきたら、ほんま面白い世の中になるやろなって思います」

――では、最後に「MCRWへの道スペシャルライブ」を楽しみにされている方々へ、メッセージをお願いします。

哲夫「みんなコンテストの優勝を目指しているんで、この『MCRWへの道』からファイナリストが出たら熱いなと。ポテンシャルも感じますし、番組でずっと(彼らの)過程を見ていたので、どんなネタを披露してくれるのか、ライブも楽しみにしています」

西田「出演しているみんなは、どこかで優勝するんやろうなっていう雰囲気がすごくあるし、面白い人ばかりが集まってるライブになると思うんで、素直にネタを楽しんでもらえたらいいなと。同じようなタイプのコンビがいないし、それぞれ味が違って、味わい方もいろいろやと思うので、ぜひ楽しみにしていてください」

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