行成薫の傑作小説を『累‐かさね‐』(‘18)などの佐藤祐市監督が映画化した『名も無き世界のエンドロール』が1月29日（金）から全国劇場公開される。そこで、本作で初共演を果たした岩田剛典と新田真剣佑のインタビューや2人のこれまでの出演作などを紹介していく。
地上波で放送された「映画『名も無き世界のエンドロール』魅力完全公開SP」の特別バージョンをひかりTVで限定配信！ここでしか聞けない映画の魅力や撮影エピソードなどを語り尽くします。すべての真実が明らかになるラスト20分とは？ギリギリここまで教えちゃいます！
出演：岩田剛典・新田真剣佑・山田杏奈・中村アン ／ MC:カミナリ
撮りおろしカット＆インタビュー
行成薫の傑作小説を佐藤祐市監督が映画化した『名も無き世界のエンドロール』。主人公のキダを演じた岩田剛典と、幼なじみのマコトを演じた新田真剣佑に、作品の魅力や自身が演じた役割などを聞いた。
作品紹介
ラスト20分の真実。この世界の終わりに、あなたは心奪われる！
原作は、’12年「小説すばる新人賞」を受賞した行成薫の同名傑作小説。これを『ストロベリーナイト』（’13）や『累‐かさね‐』（’18）などを手掛けてきた佐藤祐市監督が映画化した衝撃のサスペンス・エンターテインメント。穏やかで優しい性格でありながら、裏社会に身を置き、いくつもの危ない橋を淡々と渡っていくキダ役に岩田剛典。キダの力を借りながら会社経営者となり、頭脳と情熱で表社会をのし上がっていくマコト役を新田真剣佑。今や若手俳優の中でも傑出した存在感を誇る2人が初共演を果たし、強い絆で結ばれた表裏一体のバディを体現した。また、物語のカギを握る2人のヒロイン役には山田杏奈、中村アン。さらに石丸謙二郎、大友康平、柄本明らベテラン勢が脇をしっかりと固めている。
複雑な家庭環境で育ち、お互いに寂しさを抱え生きてきた幼なじみのキダ（岩田剛典）とマコト（新田真剣佑）は何よりも強い絆で結ばれていた。そこに同じような境遇の転校生、ヨッチ（山田杏奈）も加わり、3人は支え合いながら家族よりも大切な仲間となっていく。だが、彼らが20歳のとき、あることがきっかけでヨッチが2人の元から突然いなくなってしまう。その後、キダとマコトの2人は10年もの歳月をかけて、表と裏それぞれの社会でのしあがり、住む世界の違うある女性に近づき、プロポーズをしようとしていた。だが実はそれは、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”だった。
両親のいない家庭に育ち、同じ境遇のマコトと支え合って生きてきた。20歳の時に消えたマコトを捜すために裏社会へ潜り込み、穏やかな性格からは想像もつかない、目的のためには冷酷な手段も駆使する交渉屋として暗躍する。幼なじみへの深い想いからマコトの“ある計画”に加担する。
“ドッキリ”を仕掛けるのが生き甲斐だが、それは今は亡き母親のために始めたという切ない過去を持つ。20歳の時に起きた“ある事件”で心に闇を抱え、家族同然のキダの前から姿を消す。再会したキダに“ある計画”を持ち掛け、輸入ワイン会社の社長として表社会でのし上がっていく。
11歳の時、キダとマコトのクラスに転校してくる。その時から、後にヨッチが「2人がいなかったら、あたしは生きてなかったよ」と語るほど強い絆で結ばれていく。ナイフの鋭さとガラスの脆さをあわせ持つ性格。好きなものはナポリタンと映画、怖いのは自分の存在が消されること。
有名な政治家の娘で、裕福な家庭で育ち、欲しいものはすベて手に入れてきた一方で、完璧主義の父親にコントロールされるというストレスも受けている。今は人気モデルとして活躍。マコトからアプローチされて付き合い始める。
リサの父。世に多大な影響力をもつ大物政治家。
自動車修理工場の社長。キダが裏社会に入るきっかけを作る。
裏の世界で暗躍する組織のトップ。キダを“交渉屋”へと育てる。
©行成薫／集英社 ©映画「名も無き世界のエンドロール」製作委員会
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